仮名 鬱病の処方と診察

鬱病と診断された私の経過日記です。

2016/3/30 初診

市内の精神科に9:30に予約する。
とても混んでいる病院のようで予約から1ヶ月待ち。


車で病院へ向かい5分前に到着。街中の入り組んでいる所にあるので迷ってしまい、焦ってしまった。



受付のお姉さんに初診の旨伝えると、無表情で保険証の提出を依頼される。そして問診票を書いて下さいと、これまた無表情で渡される。


どこの病院も似たようなものなので、事務的に淡々と作業されているみたいだね。


問診票を書きながら待合室を見ると子供の診療もしているので、絵本が並んでいる本棚が角におかれていた。平日の朝の時間帯なので待っている他の患者さんは年配の人が数人いるだけだった。


15分程待ち、私の名前が呼ばれた。


なぜかノックもせず先生の部屋へ入る。私
失礼だよね…。


先生はとても穏やかそうな50代くらいの人。どうぞ、と促され荷物置き椅子に座った。


「どうされましたか?」と先生が仰った。


私は「不安で外に出れません。ダルくて何もやる気が出ません。夜もなかなか寝付けないんです。」と簡単に答えた。


先生「何かきっかけは有りますか?」


私「家族と上手くいっていないからかもしれません。」と答えた。


先生はまず、私の家族構成を聞きそれぞれどう思っているか聞かれた。
「父は可哀想な人。母は特に何も感情はない。妹にら幸せになって欲しい。」と答えた。


妹のことを答えた時、先生はうんうんと頷かれた。何か合致したものがあったのだろう。
父に関して詳しく聞かれたが苦労した過去があったと簡潔に答えた。


その後先生から「鬱病ですね。不安を取る軽めの薬を出しますから。朝と夜に飲んで下さい。副作用はぼうっとしたり吐き気がくるかもしれません。」としっかり薬について説明して下さりました。


なかなか患者を下に見て薬について説明しない医者が多い中、キチンと説明してくれる医者は初めてかもしれない。


次の診察日を決めて初診は終わり。20分程だった。


処方:セルトラリン25mg